大阪観光2日目。新世界の商店街をぶらぶらと歩いていたマッスル、妙な張り紙を見つける。
「あなたの愛猫をペンダント、ブローチにします」
なにぃ? これは気になる。しかしこの店はいったい・・・。看板には「Swing MASA JAZZ HOUSE」とあるが、一見古本屋のよう。しかし中をのぞいてみると画廊のようで、おじさんが1人で絵を描いている。・・・よし、入ってみよう!!
中に入ってみると、猫の絵がびっしり! また表に「猫町JAZZ横丁」と書いてあった通り、常にジャズが流れている。あとでネットで調べてみたところ、ここで山賀清春という猫を描き続けている画家さんが個展をやっていた模様だ。
猫のブローチは、携帯かデジカメの画像があればすぐに作れるとのこと。なんとその場でブリキの板に油絵で描くというのだ! ジローちゃんの画像ならワシのデジカメに満載されている。料金は2000円とのことだが、手描きなら安いくらい。大阪みやげに、ひとつよろしゅう!
絵を描いてもらいつつ、しばし雑談。このギャラリー内には山賀さんの猫の絵だけでなく、昨年6月に急逝した漫画家・畑中純の版画や原画も展示されていた。なんでも畑中さんとは友人で、死の直前までやりとりをしていたとか。昔モーニングで畑中純の「百八の恋」を読んでたが、独特の絵で強烈にエロかったっけなぁ。
コーヒーをいただきつつ雑談をしている間に、ジローちゃんのブローチが完成! JAZZ横丁らしく、ベースを演奏しているじゃないか!! むほほ、ジローちゃんは絵になってもカワイイのぅ!!
しかしコテコテ大阪の極致たる新世界に、こんな場所があるとは。ぶらぶら歩いてみると、なんか見つかるもんだなぁ。