オッス！ ニンドリ編集長マッスルです!!
別府から大分に移動したマッスル。まず寄ったのは、大分駅のガード下。そう、そこにレンタサイクルがあるのを事前に調べておいたのだぁ！ 大分駅から試合のある大分銀行ドームまではけっこう距離があり、バスで20～30分ほどかかる。ふだん自転車通勤しているワシは、バス待ちの列も満員のバスも大キライだ。というわけで、借りた自転車で大銀ドームへＧＯ！
が、走ってみて初めて分かった。すんげぇ山道!!
数キロにわたってえんえんと坂道が続く続く・・・これはキツい!! だが箱根の山越えに比べれば全然マシだ。慣れぬ自転車に苦しみつつ。歯を食いしばって漕ぐこと45分・・・車輪よ、あれが大銀ドームの灯だ！
というわけで来たのが、大分トリニータのホームスタジアムである「大分銀行ドーム」。屋根の形から「ビッグアイ」の愛称も持っている。2002年のW杯の会場にもなったスタジアムだ。
ドームの名の通り屋根は開閉式なのだが、基本的には開けっぱなし。そしてこの日の気温は約5度。山の上なのでびゅうびゅうと風が吹き抜ける・・・寒い！ 寒すぎる!!
少しでも暖を取ろうと、暖かい食べ物を出す屋台の前には大行列が！ 大分名物のだんご汁を食いたかったけど、あまりの行列の長さに断念。くっそう。
開幕戦ということもあり、大分県知事や大分市長らも来場。大分トリニータは話すと長くなるさまざまな経緯があって、地元行政との連携は非常に密になっている。
試合前には広瀬知事のあいさつも。東京サポから「ヒロセ」コールを受けたり、逆にブーイングされたりとイジられていました。
いよいよ試合開始！ 東京は昨年とそんなにメンバーが変わらないが、新加入のロンドンオリンピック代表・東慶悟が先発メンバー入り。ベンチにはサウザンプトンから急きょ加入した元日本代表・李忠成も控える。梶山や羽生がチームを去ったが、戦力的にはちょいアップという感じか。
大分の選手ではデカモリシこと森島康仁に要注意だ。
さあキックオフ！ 昨年同様細かいパスをつなぎポゼッションしつつ攻めていく東京だが、プレスをかけつつ鋭いカウンターを狙う大分に苦戦。前半の前半にセットプレーからあっさり先制を許す。大丈夫か東京!?
だがその後は落ち着きを取り戻し、前半のうちに渡邊のゴールで同点。そして後半12分、大分のキーパーがコロコロと味方にパスしたボールを長谷川がかっさらい、無人のゴールへ蹴り込んで逆転！ そのまま逃げ切って、開幕戦できっちり勝ち点3を手にした。
それにしても決勝点の原因になった相手キーパーの凡プレイ・・・ロンドンオリンピック準決勝の権田のコロコロを思い出した。直接取られたあたり、あれよりヒドイかも。
また新加入の李は後半途中から出場。試合から離れていた割には思ったより動きが良く、十分戦力になりそう。もともと東京ユース出身だから、環境に慣れるのは楽だったろうしね。そして平山はこの日も出番なし。平山・・・。
