FC東京、セレッソ大阪はともに開幕から2連勝。好調同士の無敗対決となる。セレッソ大阪といえば現日本代表の香川、清武が所属していたことで有名だが、今もロンドン五輪代表の扇谷・山口のボランチコンビ、やっと本格化してきた天才・柿谷らを擁する、若い力にあふれたチームだ。
しかもかつてFC東京に在籍した人気選手の茂庭、今年からレンタル移籍した椋原も先発メンバーに名を連ねる。いろいろと縁の多いチームでもある。
さあ試合開始! 前節の柏戦同様、FC東京が中盤でボールを回しつつじりじりと攻め込んでいく。対するセレッソも切れ味のいい攻撃を見せ、東京のゴールを脅かす。緊迫感のあるいい試合だ!
前半、東京はルーカルのファインゴール!! と思ったらハンドの判定でノーゴール。後半開始早々にあの山口螢にゴールを許すと、その後は猛反撃を見せるものの、相手キーパーの好守に阻まれる。それでも攻め続け同点ゴール!! と思ったら、今度はオフサイドの判定でノーゴール。東京サポも審判への不満を募らせ始め、判定へのブーイングを連発する。
そして終了間際の李のシュートも相手キーパーにキャッチされ、結局の0-1のまま敗戦。うーん。悪くない内容だっただけに、最低でも勝ち点1はほしかったなぁ。
試合終了後、東京のキーパー権田が審判へ抗議し、イエローカードをもらう一幕も。 東京サポーターからは「クソ審判!!」の大コールが響く。
2度のゴールが取り消されたのはさすがにショックが大きいが、これもまたサッカーか。権田はこのあと日本代表の一員としてヨルダンへと向かう。出番はないと思うが、いろんなものを吸収して帰ってきてくれよ!!