デカ盛り刺身定食で大満足のマッスル、いよいよ試合会場となるアウトソーシングスタジアムへ向かうはずが・・・なぜここでデカいかき揚げを食っているのだろうか?
試合時間まで少し時間があったので、エスパルスドリームプラザ内のすし横町で軽く酒でもと思ったマッスル。そこで目にしたのが「サクラエビのかき揚げ」。そういや駿河湾はサクラエビも名物だ。でっかいサクラエビのかき揚げをツマミに、清水の地酒「臥龍梅」で一杯・・・。うーむ、たまらん!!
そんなこんなでようやく試合会場へ。清水エスパルスのホーム「アウトソーシングスタジアム」は山の中腹にあり、急勾配の山林にはりつくように建っている。スタジアムからは駿河湾の夜景が見られ、なかなか風情がある。
しかもこのスタジアム、陸上トラックのないサッカー専用球技場。客席の傾斜も強めで、試合が見やすく迫力満点! 味の素スタジアムも悪くないけど、やっぱりサッカーは陸上競技場ではなく球技場で見たいよな~。
さてFC東京はリーグ戦2連勝中。これに勝って3連勝といきたいところだ! え? その間の天皇杯で何かとんでもないことが起きていないかって? ボクコドモダカラソンナムズカシイコトワカンナイヤ。
相手の清水は、2人退場者を出し11対9になったにも関わらず悔しい敗北を喫した相手。またナビスコカップ準決勝の相手でもあり、その第1戦は東京が先勝している。まさに因縁の相手。負けるわけにはいかん!!
試合開始! 前半は相手のハードなプレスに中盤が寸断され、完全に清水ペース。ボランチの米本が奪われたボールを大前にミドルシュートで打ちこまれ、先制を許してしまう。
しかしこの日は9月半ばだというのに真夏並みの蒸し暑さ。さすがに清水の出足が鈍り始め、後半は一転して東京ペースに! 途中交代で入った長い名前の新戦力ネマ(以下略)がJ初ゴールで追いつくと、その後も清水ゴールを攻め立てるが、結局1-1でタイムアップ。敵地で引き分けならまあまあだが・・・勝ちたかったなぁ。
試合後、スタジアムの外に出ると、眼鏡のオジサンが出てくる東京サポーターと握手しつつ「ありがとうございました!」と声をかけている。
じつはこの人、FC東京の社長さんなのだ。ホームゲームだけでなく、アウェイゲームでも会場に駆けつけ、サポーターの入退場時にはこうしてあいさつをしている。
Jリーグは有力な選手がどんどん欧州へ流出し(FC東京も長友が・・・)、観客動員は全体的に減少傾向にある。FC東京だって、経営は楽ではないはず。社長みずから草の根で頑張らねばならない時代なのだ。うむ。ワシも頑張ろう。