ニンドリ11月号校了明けの9月15日、マッスルは東海道線に乗って一路清水へ! この日は夜からJリーグの清水エスパルス対FC東京の試合が敵地で行われるのだ。新幹線を使えば速いのだが、せっかくなので東海道線で途中下車しつつのんびり行くとしよう。
昼ごろには熱海に到着。熱海といえば当然温泉! せっかくだから、どこかでひとっ風呂浴びるとするか!
坂だらけの熱海の街を汗だくになりながら歩いていると・・・「かけ流し」のノボリを発見! 何ともひなびた旅館だが、ここは入浴だけの利用ができるらしい。しかも入浴料金はたったの400円(東京の銭湯より安い!)。恐ろしく年季の入った建物だが、これはこれで面白い。よし、入ってみよう!
で、実際入ってみたらすげぇの何の。脱衣場からしてミシミシと鳴る床、木の棚に籐のカゴ(当然ロッカーなどというものはなし)、照明は裸電球1つで昼でも薄暗く、何年使っているのか見当もつかない曇った大鏡。昭和レトロと言うと聞こえがいいが、古色蒼然というか、お化け屋敷というか。
マッスル以外はだれもいなかったので、大きな湯船は独占状態。ガランとしたタイル張りの空間で、真昼間に1人でお湯に浸かるのは、非日常的すぎてなんか笑えるものがある。
微妙に塩気のあるやや熱めのお湯で、見た目はアレだが入り心地はなかなかいい。体が芯からポカポカと温まる。が、この日は気温33度の真夏日! 外に出ても体は火照ったままで、汗が文字通り滝のように流れ落ちて困った。すげえぜ熱海温泉!!