相も変わらず仕事に追われ、気づいたらサッカー観戦記がたまりにたまっとった! といわけで、今回は2試合まとめていってみましょう。
まずは4月17日に行われたACLグループリーグ第4戦、ホームでの北京国安戦だ!! ここまで1勝2分でグループ首位を走る東京、ここは確実に勝ってグループリーグ突破に王手をかけたいところだ。
写真はおなじみのFC東京のマスコット「東京ドロンパ」。小旗を振ってサポーターの応援をあおります。
試合前に不吉なことすんなや!!
が、試合が始まってみればまさに盤石の内容! この日は普段のリーグ戦から少し先発を変え、フレッシュな陣容でスタート。その選手たちがみごと期待に応えてくれた。
開始早々に渡辺千真がヘディングでゴールを揺らすと、前半終了間際には久々に先発した大竹が追加点! 後半には谷澤が1対1を落ち着いて決め、3対0で圧勝!! グループリーグ突破をほぼ手中にした。
試合中にはまたもや米本が負傷退場し、またヒザをやったんじゃないかとヒヤヒヤしたが・・・(米本は昨年1年をヒザの靱帯断裂で棒に振っている)。どうやら肩の亜脱臼で、意外と軽傷だった模様。
ちなみに肩の亜脱臼というのは、ボコッと外れた肩の関節が自然と戻った状態。動かせるけど、しばらくはかなり痛いうえ、靱帯が伸びて再発しやすくなる。実はワシ、高校時代にラグビーで何度も亜脱臼をやっていて、両肩とも関節が外れやすくなっている。米本もクセならないといいが・・・。
と、アジアを舞台に戦うACLは好調なのだ、二兎追えるほど甘くはないのがサッカー。Jリーグの方は4月21日の仙台戦で0-4という信じがたい大敗を喫し、上位戦線から完全に脱落してしまった。
そして迎えた4月28日。開幕からホームゲームは雨にたたられっぱなしだったFC東京だが、この日は抜けるような青空! イヤッホー! やっぱりサッカー観戦はこうでなくちゃ! 試合の方も気持ちよく勝てそうだぜぇ!!
清水に2人の退場者が出て圧倒的に有利な状況になるも、煮え切らない攻撃で攻めきれないまま、時間だけがじりじりと過ぎていく。そして77分、左サイドバック太田のバックパスを高原にかっさらわれ、パスを受けた高木俊幸(プロ野球の名選手高木豊の息子ね)に決められ痛恨の失点。そのまま0-1で敗れ、泥沼の3連敗を喫する。
さ・・・最低だ・・・。
味の素スタジアムからトボトボと帰ろうとすると、マッスルのPHSが鳴る。誰かと思ったら、先輩のOさんじゃないか。あの人、清水サポだったよな・・・。
「いや~五十嵐君! 君も味の素スタジアムに来てたかね? ん~? ん~~ん? いや~、ウチもほめられた試合じゃなかったけど、何とか勝てたよ! あっはっは! FC東京も大変だね~!」
「おやおや、Oさんじゃないですか! 来てたんですか! いや~、ウチもACLの過密日程で何かと大変ですからねぇ~。今日は負けましたけど、日本のクラブを代表して頑張ってますから! ま、来年のACLで会いましょうや! はっはっは・・・」
「はっはっはぁ! しかし9人のウチに負けるとは、いったいどうしたんだね!! ん~~!?」
「はっはっは、こういう日もありますよ。こっちが10人で勝ったことだってあるし、これくらいで悔しがってなんかいられません。じゃ、また!」ガチャ。
クッソーーーーーーー!!! くやしーーーーー!!!
次の清水戦は9月か。敵地だが、絶対に行ってやる! そして勝ったら、今度はワシからOさんに電話で自慢をしてやる!! 憶えてろ~~!!