この日は久々の休日かつFC東京の試合日! しかもいい天気!! 朝からいそいそと自転車に乗って小金井~小平あたりを流し、このあたりの名物「武蔵野うどん」を食べてから味の素スタジアムへ。今日はサガン鳥栖との一戦だ!!
ちなみにこの日寄ったうどん屋はかなり面白かったので、改めて詳しくレポートします。
サガン鳥栖は昨年のJ2で2位となり、FC東京とともに昇格してきたチーム。ぶっちゃけ資金規模はJ1最低レベル、選手層も薄く苦戦が予想されたが・・・元Jリーガー、ユン・ジョンファン監督によるハードワーク堅守速攻型のチーム作りが功を奏し、上位に食い込む大健闘を見せている。
ケガ人続出のFC東京は、序盤から鳥栖の激しいプレスで攻撃を寸断される。そしてカウンターから水沼、豊田にゴールを決められ、後半なかばで0-2と完全な負けパターン。
細かいパス回しにこだわる東京の戦術は完全に対策されており、Jでは苦戦が続く。それでもポポヴィッチ監督は攻撃的なパスサッカーにこだわるが・・・さすがに今日はキツいか。
そう思っていた時期が、私にもありました。
石川、河野、渡辺と攻撃的な選手を矢継ぎ早に投入すると、右から石川、左から河野がゴリゴリと攻めていく。75分に渡辺千真(かずま)のゴールで1点差にすると、81分にも渡辺が泥臭く押し込んでついに同点!
そして終了直前の88分、写真のフリーキックが相手DFに当たり、それたボールがたまたま渡辺の顔面に当たってゴール!! まさに執念のゴールで、3-2の大逆転勝利となった。ウッヒョーーーー!!
ハットトリックを決めた渡辺は、長谷川アーリアジャスールとともに横浜Fマリノスから加入した選手。将来を嘱望されていたが、なぜか出番に恵まれず、今年FC東京にやってきた。そういえば石川も元々はマリノスの選手だな。いや~ありがたい!! さすが安心の実績の横浜ブランド!!
オッサン顔だけど、まだ25歳の若きストライカーです。
東京ドロンパとともに、腕を交差させる勝利のポーズを決める渡辺。
「カズMAX」ポーズというそうです。