どもです、MW岩井です。
レベルファイブの長野拓造さんをはじめ、やたらと「あれはすごい」と評価の高かった劇場用アニメ映画『REDLINE』。
「そんなにすごいんだ...」と興奮を抑えきれなくなった僕でしたが、最初に驚かされたのは公開劇場数の少なさ。
なにせ、23区内では6館でしか上映していない上、ほとんどの映画館では1日1~2回しか上映していないんですよ。
「もしかして、単館上映系の、マニアックな映画?」そんな印象も持ちましたが、声優陣にはSMAPの木村拓哉さんや蒼井優、浅野忠信など有名俳優を起用しており、王道っぽさもあり。
そんな、なんだかよくわからない状態のまま、新宿バルト9へ足を運んだのです。写真は、エレベーターを上がった目の前にあった、ポスター&プラモデルの展示スペースです。
レベルファイブの長野拓造さんをはじめ、やたらと「あれはすごい」と評価の高かった劇場用アニメ映画『REDLINE』。
「そんなにすごいんだ...」と興奮を抑えきれなくなった僕でしたが、最初に驚かされたのは公開劇場数の少なさ。
なにせ、23区内では6館でしか上映していない上、ほとんどの映画館では1日1~2回しか上映していないんですよ。
「もしかして、単館上映系の、マニアックな映画?」そんな印象も持ちましたが、声優陣にはSMAPの木村拓哉さんや蒼井優、浅野忠信など有名俳優を起用しており、王道っぽさもあり。
そんな、なんだかよくわからない状態のまま、新宿バルト9へ足を運んだのです。写真は、エレベーターを上がった目の前にあった、ポスター&プラモデルの展示スペースです。
僕自身も予備知識がほぼゼロの状態で見に行きましたが、一応簡単に作品をご紹介させていただきます。
作品の雰囲気としては、ちょうど『F-ZERO』をアニメ化したような感じの、カーレースを題材としたものです。『スターウォーズ』にも通じる世界観で、人間のほかにもさまざまな星に住む宇宙人が当たり前のように会話している世界で...って辺りは割とどうでも良くて(笑)。この作品の一番の個性は、CG全盛期の今にあって、敢えて前編「手書きの」アニメーションにこだわった、という部分。
たとえば、主人公の乗る車が加速装置を使ってドカーン! と加速する際、3DCGで描かれる演出はせいぜい、カメラアングルを工夫しつつ、斜線などの効果を足すぐらいだと思います。でも、手書きのアニメーションならドライバーが感じた加速度を絵で表現できるため、グィーっと腕が伸びたり、集中し過ぎて目がクワっと開いて目が潤み、毛細血管がプチっと切れて充血して...なんていう、「絵で(現実にはあり得ない効果的な)嘘をつく」演出ができるわけです。
それに加えて、めっちゃ格好良いBGMと臨場感溢れる効果音が演出の背中を押して、映画館の大音響が耳に注ぎ込まれると、知らず知らずのうちに手に汗握る、大興奮を味わえるようになります。
※公式サイトを見ていただけるとわかりますが、音楽もめっさ格好いいです。
こんなことを言うのもなんですが、この映画、ストーリー的にはかなりシンプルです。準決勝のレースから始まり、決勝に向けての準備期間があり、決勝レースを描いて終わり、という感じですから。なので、そこで展開する友情ドラマとか恋愛ドラマ的な要素に期待するべきではありません。すべての見どころは、前述したレースシーンの演出に集中されています。そう、潔いほどに。
主人公がメカニックに「あの加速は、人間には耐えられるはずがねぇ! 止めるんだ!!」なんて言われて、加速装置を使わないわけないじゃないですか。そりゃバレバレですよ。でもね、使った時の演出を観ているだけで、自分が無意識に拳を握りしめて、汗かいて、「いっけぇ~ッ!」って足を踏ん張ることになるとは思いませんでした・笑。はい、そんな映画なのです。
23区内では上映していた6館のうち1館が10月末週、2館が11月初週で上映終了(代わりに、11月2週目から新規公開館も1館だけありますけどね)となっていますから、これから見に行くとなると相当上映館が限られると思います。でも、「DVDになったら観ようかな」なんて思っている方も、できることなら劇場へ足を運んでみてください。大興奮が味わえるはずです!
作品の雰囲気としては、ちょうど『F-ZERO』をアニメ化したような感じの、カーレースを題材としたものです。『スターウォーズ』にも通じる世界観で、人間のほかにもさまざまな星に住む宇宙人が当たり前のように会話している世界で...って辺りは割とどうでも良くて(笑)。この作品の一番の個性は、CG全盛期の今にあって、敢えて前編「手書きの」アニメーションにこだわった、という部分。
たとえば、主人公の乗る車が加速装置を使ってドカーン! と加速する際、3DCGで描かれる演出はせいぜい、カメラアングルを工夫しつつ、斜線などの効果を足すぐらいだと思います。でも、手書きのアニメーションならドライバーが感じた加速度を絵で表現できるため、グィーっと腕が伸びたり、集中し過ぎて目がクワっと開いて目が潤み、毛細血管がプチっと切れて充血して...なんていう、「絵で(現実にはあり得ない効果的な)嘘をつく」演出ができるわけです。
それに加えて、めっちゃ格好良いBGMと臨場感溢れる効果音が演出の背中を押して、映画館の大音響が耳に注ぎ込まれると、知らず知らずのうちに手に汗握る、大興奮を味わえるようになります。
※公式サイトを見ていただけるとわかりますが、音楽もめっさ格好いいです。
こんなことを言うのもなんですが、この映画、ストーリー的にはかなりシンプルです。準決勝のレースから始まり、決勝に向けての準備期間があり、決勝レースを描いて終わり、という感じですから。なので、そこで展開する友情ドラマとか恋愛ドラマ的な要素に期待するべきではありません。すべての見どころは、前述したレースシーンの演出に集中されています。そう、潔いほどに。
主人公がメカニックに「あの加速は、人間には耐えられるはずがねぇ! 止めるんだ!!」なんて言われて、加速装置を使わないわけないじゃないですか。そりゃバレバレですよ。でもね、使った時の演出を観ているだけで、自分が無意識に拳を握りしめて、汗かいて、「いっけぇ~ッ!」って足を踏ん張ることになるとは思いませんでした・笑。はい、そんな映画なのです。
23区内では上映していた6館のうち1館が10月末週、2館が11月初週で上映終了(代わりに、11月2週目から新規公開館も1館だけありますけどね)となっていますから、これから見に行くとなると相当上映館が限られると思います。でも、「DVDになったら観ようかな」なんて思っている方も、できることなら劇場へ足を運んでみてください。大興奮が味わえるはずです!