マッスルが実際に訪れたスタジアムを紹介するこのコーナー、前回は巨大スタジアムだったので、今回はぐっと小さな、でも日本サッカーの歴史においてとっても重要なスタジアムを紹介しよう。
そう、「西が丘サッカー場」だ!!
ここは東京都の北区にある国立のサッカー専用スタジアムで、国際AマッチからJリーグ・大学・高校・女子まで、さまざまなカテゴリの試合が行われている。
席数が8000弱(しかも半分近くは立ち見席なので、実際は5000人も入ると満員)と少ないので、J1で使われることはないが、J2では東京ヴェルディがたまに使っている。
ここの魅力は、なんといっても客席とフィールドの近さ! サッカー専用なので当然陸上のトラックはなく、スタンドも小ぶりなので、まさに目の前で選手たちのプレイが見られる。大きく蹴られたボールがスタンドに飛び込んだり、監督の指示や抗議がはっきり聞こえてきたりと、臨場感満点だ。
この日はJFL(J2の下、プロアマ混合の3部相当リーグ)の横河武蔵野FCと町田ゼルビアが対戦。どちらも東京のチームなので「JFL版東京ダービー!」とか煽るかと思ったら、「南北多摩対決」という控えめなキャッチが付けられていた。
試合は3対2で町田ゼルビアの勝利。その町田ゼルビアの監督は、かつて日本代表で不動の左サイドバックとして活躍した相馬直樹なのだ。夏以降チームの成績が下降気味で、なんだかいろいろ大変そうです。
ちなみにこの西が丘サッカー場の近くに、ニンドリを印刷している凸版印刷がある。どんなムチャなスケジュールでも必ず本にしてくれる、とってもありがた~い会社だ。今号の遅れもきっとなんとかしてくれる・・・ハズ。