『SPACE INVADERS EXTREME Z』に見せる笑顔

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ExtremeZ.pngどもです、ディレクターのMW岩井です。

左の写真はDSiウェア『SPACE INVADERS EXTREME Z』のWebサイトです。
配信開始は2009年11月4日と若干前のタイトルになりますが、通勤中にちょっと遊ぶゲームが欲しくて、このゲームをダウンロードしました。

そのきっかけは、去る1月に発売されたニンドリ3月号内「楽曲魂」で、ZUNTATAの小塩広和さんと石川勝久さんにインタビューしていた記事を見たことです。
記事を読んでいるうちに興味が沸いてきてしまい、パッケージソフト『SPACE INVADERS EXTREME 2』の購入も考えたんですが、DSiウェア版が500円で配信されていたので、安い方にしてみたというわけです。
ご存じの方も多いかと思いますが、『SPACE INVADERS EXTREME Z』の元となったのは、1978年に発売されたアーケードゲーム『スペースインベーダー』です。
発売当時、日本はおろか世界で大ヒットとなり、当時9歳だった僕も『スペースインベーダー』の虜となりました。

でも、小学生にとって1プレイ100円という料金は非常に高額に感じられました。
このため、当時「インベーダーハウス」と呼ばれた、今で言うゲームセンターのような場所に入り浸っていましたが、プレイできるのは週に1回程度。
残りの時間はすべて、他人のプレイを観察することに捧げたわけです。

「次回、自分がプレイできた時には1分1秒でも長く遊びたい」
そう思うとプレイ観察にも熱が入り、結果的にさまざまな攻略法を発見することができました。

最初のうちは、その攻略法を友達に口頭で教えていたのですが、あまりに同じことを何度も教えているのが面倒になってきたこと。
さらに言えば、図解してあげたほうがわかりやすいものも多かったため、僕は攻略法をノートに書き記し、それをコピーして友達に配布することにしたのです。

その結果、友達からは非常に喜ばれ、僕も嬉しくなってどんどん攻略メモを最新版に更新していきました。
この時の経験があったからこそ、僕は今の仕事に就いたんでしょう。
そんなことを考えながらプレイしていたら、自然と笑顔がこぼれてきました。

DSiウェア『SPACE INVADERS EXTREME Z』は、僕が小学生の頃に遊んだ『スペースインベーダー』よりもおもしろくて、格好良くて、ステキな映像&サウンドに生まれ変わっていましたが、ちゃんと『スペースインベーダー』たるおもしろさも残っています。
皆さんの身の回りに40代くらいの元ゲーマーがいたら、ぜひともこのゲームを遊ばせてあげてください。
きっと、皆いい笑顔を見せてくれるはずです。

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