ここはマイコミ本社のある竹橋駅のすぐ近く、皇居の北東端にある小さな緑地帯だ。和気清麻呂の銅像が、近くのビジネスマンや皇居を走るランナーたちを見下ろしている。
そんな都会のオアシスのような場所で、マッスルはとんでもないものを発見!
お堀の手前側の石垣の水面近く、のぞきこまないと見えない白昼の死角というべきその場所で、ヤツはひっそりと我々を見上げていたのだ!! そいつの正体は・・・!?
そう、あの鍋の具として超有名がスッポンが、皇居のお堀で野生化しているのだ! もとからデカかったのかここで育ったのか不明だが、体長50センチはあると思われるかなりの大物。鍋にしたら何人前あるのだろうか・・・ゴクリ。いやいや、皇居の動物なんか食べちゃダメですよ!!
ここは石垣の一部が水面に少しだけ出ている場所で、カメの日光浴には最適な場所らしい。冬の間は冬眠しているのかまったく見なかったが、暖かくなると同時にスッポンの姿も見られるようになった。
ただこのスッポンさん(というか皇居のカメさん)は雑食性で、他の生き物のタマゴも食べてしまうという。子育てするハクチョウにとっては天敵というべき存在でもある。スッポンさん、お手やわらかにね。
余談だが、ちょうど大通りがカーブしている一角にこの場所にあるので、個人的にこの角を「すっぽんコーナー」と呼んでいる。MW岩井は毎日スッポンコーナーを通って、マイコミとアンビットの間を往復しているんですね。