どもです、ディレクターのMW岩井です。
僕は子どもの頃、塗り絵が嫌いでした。
いや、正しくは絵を描くこと全般が嫌いでした。
理由はもちろん、苦手だったからです。
塗り絵をしても汚らしい色にしか塗れないし、下絵から自分で描いたりなどしたら、そりゃあもう酷いことにしかなりません。
子どもながらに、「自分は絵が下手だ」「学校の授業も含めて、できるだけ絵を描きたくない」そう思うようになっていったのです。
結果、授業で強制的に絵を描かされた小学生時代、その頃に使っていた水彩絵の具を使った着色が、トラウマとまでは言わないまでも「非常に嫌な存在」になっていたのです。
そんな僕が「DSココロぬりえ」に興味を持ったのは、僕は心理テストの類が大好きで、このソフトが「塗った色から心理分析をしてくれる」という機能を持っていたからです。
僕は子どもの頃、塗り絵が嫌いでした。
いや、正しくは絵を描くこと全般が嫌いでした。
理由はもちろん、苦手だったからです。
塗り絵をしても汚らしい色にしか塗れないし、下絵から自分で描いたりなどしたら、そりゃあもう酷いことにしかなりません。
子どもながらに、「自分は絵が下手だ」「学校の授業も含めて、できるだけ絵を描きたくない」そう思うようになっていったのです。
結果、授業で強制的に絵を描かされた小学生時代、その頃に使っていた水彩絵の具を使った着色が、トラウマとまでは言わないまでも「非常に嫌な存在」になっていたのです。
そんな僕が「DSココロぬりえ」に興味を持ったのは、僕は心理テストの類が大好きで、このソフトが「塗った色から心理分析をしてくれる」という機能を持っていたからです。
このソフトで塗り絵を始めて一番驚かされたことは、「自由な色で塗ってみましょう」と勧められたことです。
たとえば、猿やパンダといった動物の線画が出てきても、現実の色を踏襲する必要は一切ありません。
緑色の猿だろうが、ピンク色のパンダだろうが、好きに塗って構わないのです。
塗りおえた作品は誰に見せるわけでもありませんから、そこは完全に自分の自由なのです。
そういう環境で選んだ色だからこそ、自分の気持ちに素直に色選びをすれば、そこに自分の深層心理が現れるのかもしれません。
着色が終わると、その絵の中で使われている色の面積比に応じて、心理分析をしてもらえます。
「疲れているんじゃないですか?」「希望に満ちあふれていますね」など、中にはズバリ本音を突かれてしまったような分析結果もありました。
また、塗り絵に着色する作業が「いい作品を作る」ことではなく、「心理分析をしてもらうため」と割り切れてしまえば、線から多少色がはみ出てしまっても、お構いなしに、自由に色を塗ることができるようになりました。
そうしてできた、はみ出しまくりの塗り絵を見て、気づいたこともありました。
「色が多少はみ出したって、それはそれで味があるじゃん」と。
僕が幼少時代に本物(笑)の塗り絵をしていた時には、線から色がはみ出ることがたまらなく「ダメなこと」に思えていました。
はみ出す度に「ああ、自分はダメだ」と思っていたので、自然と着色...いや、絵を描くこと自体が嫌なことになっていったのです。
でも、今なら「多少はみ出したって、それは味」と思えますし、水彩絵の具同士が解け合っている境界線の滲んだ感じって、独特の雰囲気があっていいなあ、なんて思えるようになってきたわけです。
そんな風に考えていたら、たまらなく塗り絵が楽しくなってきてしまい、今では毎朝『DSココロぬりえ』を起動するのが日課になってしまいました。
そのほかにも、「きょうの色えらび」コーナーで「今の気分に一番近い色はどれ?」などと選んだ結果が日記のように残り、バイオリズムとして記録される機能もお気に入りです。
少し前の履歴を見返してみると、締め切り明けの休暇時期は淡いパステルカラーで、図形も円形のものが多い傾向がありましたが、仕事が始まると赤や青などハッキリした色で、かつ図形も星形を選ぶようになっていたり。
過去の履歴を眺めているだけでも、「ああ、この頃は落ち込んでたんだよなあ」なんて思い出せて、なかなか楽しめます。
-----
塗り絵=子どもやお年寄り向けソフト、という先入観を持つ人もいるかもしれません。
でも、僕のようなアラフォーのゲーム好きでも十分に楽しめたので、皆さんもぜひ、試してみてください。
1日1~2枚、塗り絵をするのが日課になってしまうかもしれませんよ?
たとえば、猿やパンダといった動物の線画が出てきても、現実の色を踏襲する必要は一切ありません。
緑色の猿だろうが、ピンク色のパンダだろうが、好きに塗って構わないのです。
塗りおえた作品は誰に見せるわけでもありませんから、そこは完全に自分の自由なのです。
そういう環境で選んだ色だからこそ、自分の気持ちに素直に色選びをすれば、そこに自分の深層心理が現れるのかもしれません。
着色が終わると、その絵の中で使われている色の面積比に応じて、心理分析をしてもらえます。
「疲れているんじゃないですか?」「希望に満ちあふれていますね」など、中にはズバリ本音を突かれてしまったような分析結果もありました。
また、塗り絵に着色する作業が「いい作品を作る」ことではなく、「心理分析をしてもらうため」と割り切れてしまえば、線から多少色がはみ出てしまっても、お構いなしに、自由に色を塗ることができるようになりました。
そうしてできた、はみ出しまくりの塗り絵を見て、気づいたこともありました。
「色が多少はみ出したって、それはそれで味があるじゃん」と。
僕が幼少時代に本物(笑)の塗り絵をしていた時には、線から色がはみ出ることがたまらなく「ダメなこと」に思えていました。
はみ出す度に「ああ、自分はダメだ」と思っていたので、自然と着色...いや、絵を描くこと自体が嫌なことになっていったのです。
でも、今なら「多少はみ出したって、それは味」と思えますし、水彩絵の具同士が解け合っている境界線の滲んだ感じって、独特の雰囲気があっていいなあ、なんて思えるようになってきたわけです。
そんな風に考えていたら、たまらなく塗り絵が楽しくなってきてしまい、今では毎朝『DSココロぬりえ』を起動するのが日課になってしまいました。
そのほかにも、「きょうの色えらび」コーナーで「今の気分に一番近い色はどれ?」などと選んだ結果が日記のように残り、バイオリズムとして記録される機能もお気に入りです。
少し前の履歴を見返してみると、締め切り明けの休暇時期は淡いパステルカラーで、図形も円形のものが多い傾向がありましたが、仕事が始まると赤や青などハッキリした色で、かつ図形も星形を選ぶようになっていたり。
過去の履歴を眺めているだけでも、「ああ、この頃は落ち込んでたんだよなあ」なんて思い出せて、なかなか楽しめます。
-----
塗り絵=子どもやお年寄り向けソフト、という先入観を持つ人もいるかもしれません。
でも、僕のようなアラフォーのゲーム好きでも十分に楽しめたので、皆さんもぜひ、試してみてください。
1日1~2枚、塗り絵をするのが日課になってしまうかもしれませんよ?